iPhone・iPad データ移行(事前準備編)
データ移行
まず、データ移行の種類は主に3種類あります。
・クイックスタート
・iTunes
・iCloud
今回は「クイックスタート」について解説します。
事前準備
・両端末のOSが12.4以上
クイックスタートを行うには、端末のOSがどちらも「iOS12.4以上」でなければなりません。また、データ移行もする場合は、「iOS 12.4 以降」または「iPadOS 13.4」である必要があります。
・Bluetoothをオン
クイックスタートはBluetoothでiPhone同士を接続して行うため、使用中のiPhoneのBluetoothが「オン」になっているかをチェックしておきましょう。
・Wi-Fi環境の確認
クイックスタートを行う際、Wi-Fiは必須ではありません。
しかし、Bluetoothによるデータ移行には、「途切れる恐れがある」「転送速度が遅い」といったデメリットがあります。
また、データ転送後にはアプリの再ダウンロードが行われるため、利用可能なWi-Fi環境下で行うのがおすすめです。
・ストレージ容量の確認
新しいiPhoneのストレージ容量が使用中のiPhoneよりも小さい場合、使用状況によっては容量が足りずにデータ転送を行えない恐れがあります。
新しいiPhoneを購入する際は、ストレージ容量が同じ、もしくは大きいものを選ぶか、使用中のiPhoneから不要なアプリなどを削除するようにしましょう。
・Apple IDとパスコードの確認
クイックスタートを行うにあたっては、使用中のiPhoneのApple IDと端末のパスコードが必要になります。
不安な場合は、事前にメモなどを残しておくようにしましょう。
・クイックスタートを行うタイミングを調整する
クイックスタートを行っている数分から数十分の間は、どちらのスマートフォンも使用することができません。
そのため、出かける前や重要な用事や連絡が控えている場合などは避けるようにしましょう。
クイックスタートを行うタイミングを調整するのも、重要な準備の一つです。
・各アカウントの引き継ぎ
データ移行によって、さまざまなアプリやデータを引き継ぐことができます。
しかし、LINEのトーク履歴、電子マネーの削除、ゲームのデータなど、一部のデータは別途設定が必要です。事前に各アプリの引き継ぎ方法を確認しておきましょう。
また、アプリによってはデータ移行後にログインが求められることもあるため、パスワードを控えておくなどの準備をしておきましょう。
移行手順は次の記事で紹介致します。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません